最終更新日: 2026年5月10日|執筆: 老人ホーム見学予約センター 編集部
親が脳梗塞・心筋梗塞・大腿骨頸部骨折・誤嚥性肺炎などで突然倒れたとき、ご家族は『入院→退院後どうするか』を48時間以内に判断することが求められます。本記事では、急変直後にやるべきことを時系列で整理しました。
結論: 入院翌日からMSWとケアマネに連絡する
直答: 親が入院したら、入院当日または翌日に病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)に面談を予約し、退院後の選択肢の相談を始めます。退院は思ったより早く来るため、入院日から動かないと選択肢が狭まります。
24時間以内にやること
直答: ①親の状態の正確な把握(主治医面談)、②MSWに退院後相談の予約、③親の介護保険被保険者証・診察券・お薬手帳の確保、④主介護者の決定、⑤兄弟姉妹に状況連絡、を24時間以内に完了させます。
- 主治医に病状の説明を受ける(可能なら家族2名以上で)
- 病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)に面談予約を入れる
- 親の自宅から介護保険被保険者証・診察券・お薬手帳・印鑑を確保
- 主介護者を決める(もっとも病院に通える人)
- 兄弟姉妹・配偶者に状況をLINE/メールで連絡(後の議事録になる)
48時間以内にやること
直答: ①介護保険申請(未申請なら)、②要介護度の見込みをケアマネと相談、③在宅復帰可否を主治医とMSWで議論、④老人ホーム見学先候補を3〜5施設リストアップ、⑤親の年金・貯蓄の確認、を完了させます。
特に重要なのが『介護保険申請』です。要介護認定が出ていないと退院後の選択肢が大きく狭まります。MSWに相談すると申請手続きをサポートしてくれます。
退院後の選択肢: 4パターン
直答: ①自宅に戻る(訪問介護・通所介護を組み合わせ)、②老健で在宅復帰リハビリ(原則3-6ヶ月)、③介護付き有料老人ホームに直接入居、④特養申込+繋ぎの住宅型/サ高住、の4パターンが標準です。
| 選択肢 | 所要時間 | 費用 | 向くケース |
|---|---|---|---|
| 自宅復帰+在宅介護 | 即日 | 月5-15万円 | 軽度・主介護者がいる |
| 老健でリハビリ | 3-6ヶ月 | 月8-13万円 | リハビリで自立復帰の見込み |
| 介護付き有料に入居 | 1-4週間 | 月20-40万円 | 重度・継続介護必要・予算あり |
| 特養申込+繋ぎ施設 | 数ヶ月-数年 | 繋ぎ月15-25万円 | 重度・予算抑え |
代理見学サービスの活用
直答: 親が入院中で本人見学が困難なケースでは、家族のみで見学する『代理見学』が一般的です。当センターでは家族見学に同行し、夜間体制・看取り対応・医療連携などプロ目線でチェックを入れるサービスを提供しています。
代理見学では、施設のリアルな様子(臭い・職員の表情・他入居者の活気)を映像と文字で記録してご家族に共有します。本人が後日見学に行く負担を減らせます。
FAQ
Q. 入院期間はどれくらいですか?
A. 急性期病院は2-4週間、回復期リハ病院は1-3ヶ月が標準です。脳梗塞・大腿骨骨折は回復期リハ転院が一般的で、退院は入院から2-4ヶ月後になります。
Q. 在宅復帰できないと判断されたらどうしますか?
A. 老健・介護付き有料・特養のいずれかを検討します。退院日の1-2ヶ月前から見学を始めると間に合います。
Q. 親の意思決定能力が低下しています
A. 成年後見制度の利用または家族全員での合意形成で対応します。緊急性が高いケースでは家族代表が判断するのが実務です。
Q. 費用面で不安です
A. 介護保険・高額介護サービス費・補足給付など公的支援を最大活用します。MSWまたは地域包括支援センターに相談してください。
Q. 見学する時間がありません
A. 当センターのような紹介サービスを使うと、ご家族の希望を伝えるだけで条件に合う施設を5-10件絞り込み、見学の段取りまで代行します。
次に読むべき記事
出典: 当センター 2024-2025年度 急変ケース 412件のフォローアップ集計
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親が倒れた直後に動く48時間を見学してわかる3つのこと
- 1スタッフの雰囲気と入居者との関わり方
パンフレットだけでは伝わらない、スタッフの表情・声かけ・入居者との距離感が見えます。働く人の質は、ご家族の安心に直結します。
- 2居室と共有スペースの清潔感・においの実態
介護施設特有のにおいの有無、トイレ・浴室の清掃状態、共有リビングの活用度。長く暮らす場所として "実際の生活感" を確認できます。
- 3入居者の表情とアクティビティ参加の様子
入居者が笑顔で過ごしているか、自主的に活動しているか、孤立している方がいないか。施設の本当の質は入居者の表情に表れます。
親が倒れた直後に動く48時間入居までの流れ
- Step 1資料請求・お問い合わせ
本フォームまたはお電話でご連絡ください。当センターから24時間以内にご希望の見学日時等をうかがい、施設へお伝えします。
- Step 2見学・体験入居
実際に施設を訪問し、雰囲気・スタッフ・設備を確認します。多くの施設で複数回見学・1〜3日の体験入居が可能です。
- Step 3申込・健康診断
入居申込書の提出、健康診断書(直近3ヶ月以内)の準備。介護認定がある場合は介護保険被保険者証も。
- Step 4契約締結
重要事項説明・契約書の確認。月額費用・入居一時金の支払い条件・退去時の返金規定など、ご家族同席で確認することをお勧めします。
- Step 5入居開始
引っ越し当日からスタッフがサポート。荷物搬入・初期の生活環境調整までフォローいたします。
親が倒れた直後に動く48時間よくある質問 (FAQ)
Q. 親が倒れた直後に動く48時間の月額費用以外に必要な費用は?
Q. 体験入居は可能ですか?
Q. 認知症が進行しても住み続けられますか?
Q. 見学に家族で行けますか?人数制限は?
Q. 見学時に確認すべきポイントは何ですか?
親が倒れた直後に動く48時間見学時にチェックすべき10ポイント
介護施設選びのプロが推奨する、見学当日に必ず確認したい10項目をまとめました。
- 1スタッフの表情と声かけ入居者への呼び方・目線・笑顔の有無を観察。スタッフが明るく挨拶する施設は職場環境が良く離職率も低い傾向。
- 2入居者の表情と活動度昼間の共有スペースで入居者がどう過ごしているか。会話・読書・テレビ等の活動が見られれば良好。
- 3居室と共有スペースの清潔感ニオイ・床・水回り・トイレを確認。清潔感は日常ケア品質の鏡。生活感のある自然な綺麗さが理想。
- 4食事の質と栄養バランス可能なら見学時に試食を依頼。減塩・刻み食・ペースト食など個別対応の幅も確認すべき重要ポイント。
- 5夜間の見守り体制夜間スタッフ人数・コール対応時間・夜勤体制を質問。介護付きでも施設により大きな差が出る項目。
- 6緊急時の医療対応提携医療機関までの距離・時間、看護師の配置時間、救急時の搬送フローを必ず確認。
- 7認知症進行時のケア継続進行した場合に住み続けられるか。退去条件があるなら明確に文書で確認しておくこと。
- 8月額以外の追加費用おむつ代・医療費・レク参加費・理美容代など、月額に含まれない費用を全部書き出してもらう。
- 9看取りと最期の対応方針看取り対応の有無と過去実績数。本人・家族の意向をどこまで尊重してくれるかを確認。
- 10家族との連絡頻度日常の様子をどう報告してくれるか。写真共有・面会方針・LINE連絡可否なども施設により異なる。
出典: 厚生労働省「介護施設選びのポイント」を参考に独自編集
介護施設選びでよくある5つの失敗と回避策
弊社相談員が3,000件以上の相談で見てきた、ご家族が陥りがちな失敗パターンをまとめました。
▸ 月額20万のはずが、おむつ代・医療費・付添費を加えると30万超えに。
▸ 入居後2年で要介護4となり、退去を求められて家族が大慌て。
▸ 夜間スタッフが1名のみの施設で転倒事故が発生し、発見が朝になった事例。
▸ 安いからと郊外を選び、家族の面会が月1回未満に。本人の精神状態が悪化。
▸ 見学1件で決めて入居後に他施設の方が条件が良いと判明、後悔。
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